熱中症が心配なタイプ!注意したい人の特徴

熱中症は適切に対処しなければと誰もがなる恐れがある症状だ。イメージとしては猛暑日に屋外で発生する症状と思いがちだが、実際には屋内での発症ケースも少なくない。それほど暑く感じていなかったり、室内で発生することもままある。猛暑の屋外はもちろん熱中症になりやすい条件が揃っているが、熱中症になりやすい個々の特徴によって引き起こることも多いため、この点については充分な注意が必要だろう。

熱中症に注意したい人の特徴としてまず挙げられるのが高齢者だ。高齢者は喉の渇きを感じにくく、水分補給を怠りがちな傾向がある。そのため気が付くと熱中症になっているといったことが意外と多い。人間は喉が渇いたと感じる時にはすでに軽度の脱水症状の状態なので、それほど喉が渇いていなかったり、トイレが近くなるのが心配と思ったりしてもこまめに水分を補給するのを忘れないようにしよう。

汗線が未発達な乳幼児もまた熱中症になりやすいので注意が必要だ。乳幼児はただでさえ体温が高く身体の中に熱がこもりやすいため、大人がしっかりケアしなければならない。室温を適度に保つのはもちろん、決まった時間に決まった量の水分補給を行う必要がある。乳幼児は自分の言葉で訴えられないぶん、注意深く見守ることが大切だ。

心臓などに持病を持っている人などは、元々の体力が無いので暑さにもやられやすいという問題がある。水分補給と共に食事でしっかり栄養を摂り、また睡眠も充分にとって体力維持に努める必要がある。